特定非営利活動法人特別支援教育研究会『未来教室・アンビシオン文京』

チャレンジを成功に

Successful Challenge

子どもの力を信じて、指導・支援をしていく

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新たなチャレンジもスモールステップから

子どもたちの学習は、同じことを繰り返して定着させながらもわずかなステップアップを図っています。新たなことへ取り組みをシフトしていくと、大半の子どもが拒否反応を示します。そのような中、既習の内容を使ってわずかなステップアップし、躓いたところで指導を入れていくようにしています。
例えば、時計の読みの場合において、「何時」が読めて、次に、「30分(半)」が読め、さらに「15分」を読みます。読めるようになったら同じプリントに様々なパターンを入れ込んでいきます。また、副プリントとして時計の60分刻みの図もいれ、躓いたところでその時計の図を使い指導していきます。一緒に解いて、次は一人で解き、それを繰り返していくことで定着を図ります。その時、「できた」と実感します。
 

できることを信じて

子供たちの日常の学習や活動にも、軽いストレスや期待がなければ、その子の成長は見られません。逆に過度の期待やストレスは子どもをつぶしてしまいます。
子どもの学習環境を整え、学習の手立てを考えれば、必ずできるのだという信念をもって日々子どもたちの生活の場に接しています。手立てと時間をじっくりかければ、その子の持つ可能性を見出すこともできます。「特性だからしょうがない」などのあきらめや侮りがあると子供の成長はストップしてしまいます。
子どもの力を信じて、様々な手立てをとりながら指導・支援をしていくことと思います。