はじめに

 平成26年本法人を立ち上げ未来教室を開所するにあたり保護者の方々は子供達の義務教育修了後の進路について、様々なお考えをお持ちでした。 障害のある生徒の進学先が特別支援学校しかないという疑問と義務教育修了後も学びを続けさせたいという思いも強くありました。
 そこで本法人の柱を「学びの継続」とし、事業所である未来教室では学校と同じような生活リズムを作ることにしました。
英語・音楽・美術・ダンス・合科・水泳・食育などの特別学習と国語・数学などの個別学習(利用者の学力に応じ指導・支援)を1週間のカリキュラムの中に入れ指導してきました。
 年間の主な行事は避難訓練・校外学習・マラソン大会・宿泊学習など可能な限り学校のような活動を入れてきました。
 一人一人の特性に合わせ、指導の内容にも変化をつけ「できた」「わかった」「もっとやりたい」という気持ちをもたせ、成功体験を積むことにより自信をもって日々の生活をおくれるようになりました。
 しかし、時代の流れとともに未来教室(15才以上の児童発達支援)の需要も減り多機能型(児童発達支援と放課後等デイサービス)の未来教室にせざるをえなくなり、今日に至っています。
 10年以上たった今、利用者の子供達の成長を見て本法人が行ってきたことは、まちがいではなかったという確信が持てるようになりました。地域社会にも臆することなく出かけ、様々な活動をしています。公共交通機関を利用しての外出、新幹線を使っての宿泊学習も問題なく終えています。
 今後も区民である利用者が未来教室・西片未来教室そしてアンビシオン文京(地域活動支援センター)を各々の生活リズムに合わせて利用してくださることをことを願っています。

活動の様子

プリント学習

プリント学習

タイピング学習

タイピング学習

都道府県動画(余暇活動)

都道府県動画(余暇活動)

プログラミング活動

プログラミング活動

沿革

平成25年5月1日

特定非営利活動法人特別支援教育研究会を発足 理事長 淀縄哲之 就任

平成26年4月1日

未来教室(児童発達支援)を開所

住所 文京区小石川2-6-5小石川2丁目ビル2F

利用者5名で出発 

平成29年4月1日

カイノキサークル(私塾)を開所

住所 文京区小石川2-7-2 森ビル2F

平成30年1月

特定非営利活動法人特別支援教育研究会

理事長 田中るみ 就任

平成31年9月30日

カイノキサークルを閉所

令和元年10月1日

アンビシオン文京(地域活動支援センターⅢ型)開所

令和2年4月1日

未来教室を多機能型に変更(児童発達支援と放課後等デイサービス)

令和6年7月1日

西片未来教室(児童発達支援と放課後等デイサービスの多機能型)を開所

住所 文京区西片2-18-21 Nビューロ1階

令和7年4月1日

アンビシオン文京(地域活動支援センターⅢ型からⅡ型に変更)

現在に至る