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室長の言葉

授業の一環を展覧会に

                              室 長  秋山明美

 

今年も残すところ一か月となりました。12月に入り、寒暖の差が激しく草木も驚くような気候です。教室でも風邪予防のため、うがい手洗いを励行しています。

 

先日の「未来教室・楷樹サークル 合同展覧会」には、ご家族をはじめ多くの方々が鑑賞に来ていただき有難うございました。美術の時間に学びながら作り上げた作品です。一人ひとりの力作を展示いたしました。見る人に語りかけるような作品、制作者の心の内を描いた作品、手本に忠実な作品等それぞれの個の持ち味を生かしていたと思います。もっともっと展示したい作品はありましたが、会場の広さに制限がありましたので控えさせていただきました。来年は習字(条幅)の展示も考えております。

教室内のすべての授業では、決して無理強いすることなく、また、結果を評価するのではなく過程を評価するようにして指導しています。習字の時間に学んだ筆使いが美術の水彩画の際に役にたったり、音楽の時間に学んだ口の開け方が英語の発音に影響していたりと教科間はもちろんのこと日々の生活時の活動が相互に良い影響を及ぼしています。これは、子ども達の特性に合わせて指導の在り方を変えているからだと思います。スモールステップで何段階にもわけて理解が深まるように指導しています。今月は、一人ひとりの教材を見直しレベルアップを図っています。興味が失せるような教材ではなく、デイジーや目新しい教材を使って指導していきます。子ども達の可能性がどこで開花するかを探りながら様々な教科や活動の場面で指導を続けています。

 

先日、出勤の途中に青年が大声を出しながら走り回っている場面に遭遇しました。周りの人は怖がって隅に寄ったり逃げたりしていました。どう対応したらよいかと迷っている方もいました。いつも通っている道なのですが、何かが彼の身に起こったのだと思います。しばらくしたらパニックも収まりましたが、教室の子供達にかかわっている私でさえ彼にどのような声掛けをしたらよいか迷いました。本人も周りの人も怪我をしないように見守っていくしかないのではないかと思いました。心のどこかで納得できれば平常心に戻ります。教室の子供達も、不安定な状況の時は見守り自分の力でいつもの自分に戻ってくれるような環境を作っています。

地域に出かけいろいろな刺激を受けながら、その刺激に対応できる力も付けていきたいと外出の機会も多く設けて活動しています。新幹線や公共交通機関の中での態度はその成果と思います。

今年も、本教室の活動にご理解とご協力をいただき有難うございました。来年もどうぞよろしくお願いします。

経営方針

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