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室長の言葉

子ども達の成長

                          室長  秋山 明美

 猛暑を通り越して酷暑の毎日です。ひまわり用の水をペットボトルに入れておくと数分のうちに、お湯になってしまいます。

そんな暑さの中、未来教室の子ども達は、仕事体験にもきちんと行き清掃してきます。酷暑の日は、室内だけの清掃です。地域の方々が、「頑張ってね。」「あら、あの女の子は今日おやすみ?」などと話しかけてくださいます。地域の方々に声をかけられ、見守られている子ども達です。常に有難いと思っています。

さて、先月は楷樹サークルの利用者が琵琶湖宿泊学習に出かけてきました。湖水浴はできましたが急な雨に降られたりして二日目の予定は変更になりました。しかし、無事、けがや病気もせず二泊三日の宿泊学習を終えることができました。彼らにとっては6回目の琵琶湖宿泊学習です。慣れているだけでなく、現地での活動の様子を一つ一つ見てみますと6年間の成長がうかがわれました。

今月末には、未来教室の子ども達が、琵琶湖宿泊学習に出かけます。二泊三日の活動内容は未来教室独自のもので、琵琶湖内にある沖島に渡り散策したり、彦根城に行き歴史を学んだりします。事前学習を通して、「みんなと琵琶湖に行きたい。」という気持ちが盛り上がっていくよう指導していきます。

最近、未来教室では4月に比べ、一人で登室して来る子どもが増えました。利用する交通機関によっても違いますが、高校生としての自覚ももて「自分でできる。」「自分でやりたい。」という気持ちが強くなったものと思います。ご家族としては大変ご心配になられていましたが、子どもの力とその成長を信じてできるようになったことを喜んでくださいました。この力が、生活、学習にも生かされ、伸びも大きくなりました。「やってください。」と言ってしか活動をはじめなかった子どもも自分一人でできるようになり「できました。」と言えるようになりました。SOSを周りに発する力も大切です。それ以上にできるようになり、自信を持てるようになることが大事と思います。

日々の子ども達の成長・発達は個人差もありますが、確実に一歩一歩進んでいます。今まで、周りの言うことに反発などしないで素直にきいていたことでも、反抗期を迎えると、わざと反対のことをしたり、相手を困らせたり、怒らせたりすることをします。これも喜ばしいことですね。表面上は叱っても、心の中では「成長したな。」と思ってください。この時期を通り越さないと次の成長は期待できないと思います。乗り越えてこその成長です。そのためには周りの大人の対応、言葉かけにも高校生として認める姿勢を示さなければならないと思います。

未来教室、楷樹サークルの子ども達の日々の成長を楽しみに、これからも子ども達に寄り添い指導・支援を続けていきます。

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