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室長の言葉

友 達 の 存 在

室長  秋山 明美

 先日、子ども達が小石川後楽園の晩秋散策に出かけました。

音楽の時間に、「もみじ」という曲を歌っています。その曲の中に「水の上にも織る錦」という歌詞があります。その歌詞をイメージさせるために、小石川後楽園にでかけ、水面に浮かぶ様々な色の落ち葉を眺める予定でした。

しかし、この庭園はTVでも放映されましたので、多くの方が紅葉鑑賞にいらっしゃっていて庭園の中も、庭園入り口も人であふれかえっていました。結局入場できずに帰ってきました。その代わり、帰り道に後楽園近辺や中央大学等の紅葉を鑑賞することができました。

11月には都立光が丘公園でマラソン大会を開催しました。未来教室、カイノキサークルの子ども達、11名が参加しました。それぞれの体力に合わせて距離を決め時間内に完走します。練習の時は走りきれなかったり時間がかかりすぎたりと様々でしたが、当日は全員が自分との戦いに臨み、時間内に完走することができました。苦しくて投げ出したくなった子どももいましたが友達の走りに励まされてゴールまで頑張りました。ゴール近くに姿を見せた子ども達の笑顔に大きな拍手を送りました。頑張っている姿はとても美しいもので、目頭が熱くなる思いでした。この経験が、教室の日々の活動に生かされています。

今、教室では展覧会、音楽会等に向けて新たな活動にチャレンジし自分をより高めようと努力しています。くじけそうになったときは、周りの友達の声掛けに勇気をもらってまた進めていきます。以前にもお知らせしたと思いますが、未来教室の子ども達は、支援者との関係より友達との関係に目覚めてきました。友達と遊ぶこともありますし、声掛けも子ども達同士で行っています。友達の良さを認めつつ友達と競争する姿が見られます。これは、音楽の授業の中での合奏や合唱の指導にも関係していると思います。友達の声を聴きながら歌ったり、友達の笛の音を聞きながら自分でリコーダーを吹いたりすることを意識させています。その繰り返しが他の活動にも生かされています。

12月よりデイジー教材を取り入れ、主体的に学べるように、また、学びの質を高められるようにしました。友達同士で見合って進められるように指導していきたいと思います。

子どものもつ特性だけに目を向け、その子どものもつ可能性に気付かずにいることは、支援者としての資質が問われると思います。私たち周りの大人は、それに気づく感性を日々磨かなくてはならないと思っています。

今年もあとわずか。12月26日には未来教室恒例の鏡餅づくりを行います。自分で作ったお鏡餅を家に飾ります。一人ひとりの来年に対する思いを込め鏡餅づくりを行いたいと思います。

良いお年をお迎えください。

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