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室長の言葉

 

いつも一緒が当たり前

                             室 長 秋山明美

 「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。」と言われるほど3学期は速く過ぎていくような気がします。

年が明けて、14日の成人式には、未来教室を卒室し二十歳を迎えた4人の子ども達が参列しました。教室においても他の子ども達に披露し、成人式当日は、いつもと違った衣装でシビックの大ホールに行きました。1000人を超す人の数に、少々気おくれがしたようですが、小学校や中学校時代の友達に声をかけられて気持ちが落ち着いたようでした。会場では、舞台での出し物や、祝辞に耳を傾け、最後はミュージシャンの歌声にも心ひかれているようでした。

彼らが小学校時代、成人式に仲間と参加できることを考え、インクルーシブな教育を展開してきました。その成果をこの成人式で目の当たりにすることができ、感慨深いものがありました。未来教室の子どもも楷樹サークルの子どもも、社会のみんなの中で生きていて当たり前なのです。もしその場にいなければ、「どうしたの?」と気にかけることができるのです。初めからいないことが当たり前になっている場合、周りは気にもかけません。これが、お祝いの席ではなく災害時ならばどうでしょうか。それを考えると恐ろしくなります。

常に地域に出て、かかわりを持つこと、自分たちの存在を理解してもらうことが日々の生活の中でできていないと、子ども達はいつもと違う生活環境の中では一時(いっとき)たりとも我慢できなくなります。

これからも、臆せず地域に出かけかかわりを持っていけるよう、また、子ども達自身が地域の人間であると自覚できるよう活動を続けます。

先月末より今月にかけ、冬季宿泊学習を行いました。

人数の関係で、スキー組とそり組に分けて参加し、楽しんできました。外国の方の利用が多い中、子ども達は思う存分すべり、東京では経験できない学習をしてきました。

教室のすべての行事は、日々の活動の延長として行っています。日頃、指導・支援している内容が、いつもと違う環境におかれた時、どのように発揮されるのかというところを見たり、一人ひとりの弱い点の指導・支援を考えたりして、その後に生かせるようにしています。

 

今月末には、未来教室・楷樹サークルにとって大きな行事があります。

2月23日(土)午後からリアン文京の4階で、音楽会を開催いたします。今年一年間音楽の時間に学んだ曲を協力してくださる先生のピアノ伴奏で歌います。歌唱だけでなく、鍵盤ハーモニカやリコーダー、マリンバでいろいろな曲も演奏します。一人で演奏するのではなくみんなで合わせることも学んできた一年間でした。

どうぞお誘いあわせの上お越しください。そして、子ども達の頑張りにエールを送ってください。

 

今年度も残すところ、あと二か月。健康に気を付け、一年のまとめをしていきたいと思います。

経営方針

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