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室長の言葉

 

子ども達に経験を

室長  秋山 明美

 

 真夏のような暑さの日もあれば、ひんやりするためコートを羽織らなければならないような日もあり気候が不順なゴールデンウィークでした。

 今週から、未来教室にも子ども達の元気な声が戻ってきました。

 

 今月は、授業や日常活動の合間を見て、地域に出かけ散策したり、美術館に芸術鑑賞に出かけたりします。また、未来教室と楷樹サークル合同の防災宿泊も予定しています。

 出かけることが多い子ども達ですが、公共交通機関の利用の仕方、美術館やオリンピック青少年センターの宿舎や食堂の利用の仕方は、大変立派です。日々の活動で培った力を特別な活動の場で生かせている姿を見ると、今後の活動にも期待がもてます。

 また、生活を共にする中で、子ども達の可能性は無限にあるように感じています。

 「このような特性があるから、楽器はできない。計算はできない。英語はマスターできない。」などという根拠のない判断は誤りであることを日々実感しています。

 「このような特性があるから、こういうやり方で指導するとできるようになる。」と、一人ひとりの特性にあわせて指導の方法を変えると、子どもの持つ可能性を少しでも高いレベルにまで引きあげることができます。

 学習面だけではなく、生活面でも同じことが言えます。どちらかというと経験が不足しがちな子ども達です。自分がしなくても周りの誰かがやってしまってくれるという環境の中で、主体的に動く機会を奪われてしまっているのが現実です。「この子はできない。」のではなく「できる機会を与えなかった。」という言い方の方が正しいのではないでしょうか。子ども達には、日々の生活の中で、できることは更に伸ばし、経験が不足している部分では支援者の手を借りながらも新たな課題にチャレンジしています。そして、「できた。」という喜びを実感する経験を繰り返しながら自分の持つ可能性を自ら引き出している未来教室・楷樹サークルの子供達です。

 今年度は、宿泊する機会が増えました。家族のもとを離れることによって自分でやらなければならないことも増えてきました。少しずつ、自立に向かって準備をさせています。ゆるやかな坂道を上っていくように自立に向けたその子なりのカリキュラムを実践していきます。

 

 今月も、子ども達にとって充実した毎日が送れるよう、様々な工夫を凝らしてまいります。ご理解・ご支援をよろしくお願いします。

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